#次世代の新しい趣味

はじめに。
22年度、未来屋書店に7人の新入社員が入りました。
新卒者4名。内部登用者3名。
今回、その2組をチーム分けして企画から商品選定、販促物のイメージ作成までを考える研修を行いました。
次の企画は内部登用者3名による企画です。

未来屋書店・アシーネの店頭にて4月上旬よりフェアを展開します。
日々売場の最前線にいる従業員ならではの企画をどうぞご覧ください。


 

次世代の新しい価値観とは?

趣味2.0ってなんだ。という話ですが、読書も趣味という枠では同じで、趣味から表面に現れる人々の価値観を本屋に来て考えて、それは自分を考えることにもなるし、世界を考えることにもなるのではないか・・・とフェアを組みながら沸々と湧いてきました。
人がどんなことに興味を持って、何故それが好きなのかとか、その背景には、社会には何があるんだろうって考えるのが面白かったり、他人の理解を深めることになったり。
これからの人々の多様性を想像しながら作ってみたので、よかったら立ち止まっていただけると嬉しいです。

趣味2.0企画立案
未来屋書店 22年度 入社社員
岡山店所属 N・明石店所属 Y・大高店所属 H

 


こういった趣味は、何も最近できたという訳ではありません。十数年前では少しネガティブな印象があった”かも”しれない趣味ですが、SNSなどのインターネットによる普及で”好き”をオープンにする。むしろもっと表現して同じ価値観の人たちと繋がることで「推す」活動が以前よりポジティブに浸透していきました。
推す=応援する=・・・・その奥にある価値観は何を表しているのでしょうか。

 


メディアではスポンサー契約をしているプロ選手のゲーム競技を指して“eスポーツ”と呼ぶ事が多いですが、契約をしていない選手、観戦する人も含んで“eスポーツ”であると考えます。将来なりたい職業で選ばれるなどeスポーツの認知は進み、これからも競技としてのゲームが注目されていく事が予測できます。eスポーツスタジアムが当たり前にある世界も近いかもしれません。

 


仮想空間。
その進化の速度は凄まじく、今や私たちの生活の一部になりつつあります。 例えば仮想空間でのショッピングや美術展、社内コミュニケーションツールや面接は既に行われています。多くのゲームの様に、簡単に仮想空間に入り込める世界も遠くないかもしれません。仮想空間が当たり前になった世界で、私たちはどの様な価値観で生きるのでしょうか。

 


インターネット時代過渡期にもコミュニケーションサービス自体はありましたが、スマートフォンの普及により様々なSNSが出現し、いつでもどこでも誰とでも繋がれる時代になりました。
自分の考えや表現したいものを共有し、リアルな共感を簡単に得る事ができる背景にはSNSの発展があります。